シトマは常にマーケットのトレンドに応じて活動しており、お客様に仕分けシステムと梱包システム両方を提案できるEコマース・アプリケーション開発の先駆者です。「e-Wrap2.0」などの機械は、サステナビリティ志向を体現するパッケージング、紙やバイオフィルムなどの新しい革新的な材料を使用できる一方で、最高のパフォーマンスを発揮するように設計されています。
———— Eコマース、第一線を走るセクターの更なる一歩
新型コロナウイルスの流行は、Eコマースセクターの拡大を大幅に加速させました。4月末、Forbesが発表したデータによると、北米市場だけでもこの分野の年間成長率は約130%であり、パンデミックの発生を境に2020年初頭から加速しています。この急速な拡大には、ロジスティクスと輸送の分野だけが含まれているのではありません。 パッケージング業界も成長と変化を経験しました。その業務や取り扱い分野によってEコマース関連と位置づけられているのです。これは、ロジスティック拠点やサプライチェーン全体に新たな課題を課すこととなりました。まず最初に解決すべきは、さまざまな形状とサイズの荷物の増加に適応した、尚且つトレーサビリティを保証できるシステムを用意することです。
———— 多くのセクターにできる完全な提案
シトマは、パッケージングとロジスティクスの両方の分野で長年の経験を持っています。このノウハウを組み合わせることでEコマース専用のアプリケーションポートフォリオを開発することができました。シトマのソリューションは、異なる作業速度やサイズと厚さのパッケージに対するフレキシブルな梱包対応を特に強調しています。製品ラインナップは幅広く、スタンドアロンマシンから完璧なインライン統合を実現する自動供給ソリューションまでも含まれます。 Quick Pack、Fast Pack、Thick Pack、前記のe-Wrapなどの機種は、Eコマースサプライチェーンでは最大級の称賛を受けました。ロジスティクスオペレーター、Eフルフィルメントセンター、Eテーラーのニーズを満たし、アパレル、家電製品、本、パーソナルケア製品など多くのセクターに受け入れられています。
———— 「持続可能な」オーダーメイドのソリューション
シトマソリューションには信頼に値する多くの理由があります。 まず、シトマのマシンは、この分野での50年以上の長い経験の中で積み重ねられた信頼で特に高く評価されています。さらに機械はサステナビリティの名の下に設計されており、従来の包装フィルムを使用する代わりに、紙やバイオフィルムなどの環境に影響の少ない材料を使用できます。 もう1つの利点は、シトママシンがオーダーメイドのコンパクトなパッケージを作成することにより、その材料廃棄を削減するだけでなく、梱包の際のデッドスペースを減らし、カーボンフットプリントを大幅に削減したり、川下のサプライチェーンフェーズでの輸送を簡単にすることができます。シトマが提供するプロセスによって、実際にパッケージのバリエーションの管理、オーダー製品のサイズ測定など”アドホック”なパッケージを作成することができるのです。
———— ECとDXのためのトラック&トレース
高度なトレック&トレース技術が開発されたことによる、ライン上での複雑なデータ管理システムが更に注目を集めています。世界中で変化しているDX(デジタルトランスフォーメーション)はシトマでも実を結びました。
パッケージングの特定のケースでは、シトマユーザーが自らEコマースオーダーの情報を流通チェーン全体に沿って追跡できるシステムを実施し、その独自性と相互性を保証しています。
前もって、製品に関連するデータが収集され、分析、カテゴライズを経て強化されます。製品は、プロセス全体で追跡可能な独自のIDを与えられます。シトマが開発したテクノロジーは、WCS(Warehouse Control System)、顧客データベースと完全に統合するように考えられており、既存の情報をより充実させ、さらにはデータチェックを実行するオプションを完備しています。
これらのシステムにより作業効率を高め、エラーの発生を最小限にとどめることができます。パッケージング段階での継続生産性に富んだインダストリー4.0のコンセプトに適合しています。また、計量とラベリングシステムの統合など、ラインの最終工程においてもハイレベルの自動化を特徴としています。